STORES · あした、どこかで。 · うえだこうじ作品 · おすすめ · さえぐさはなえ · スズメ · 東京すずめ

実は牛の話だった・・・!?『あした、どこかで。3』その1


にほんブログ村 鳥ブログ スズメへ

こんにちは!さえぐさはなえです。
今回は『あした、どこかで。3』で、私が密かに挑戦していたもう一つのテーマについてお話したいと思います。

なんでいつも密かになのか、って?(笑)
それは全部話してしまうと読んだ人が謎解きをする面白さがなくなってしまうからなんですね。
自分なりに読み解いて頂いて、「あっ、これってこういうことかも!?」と楽しんで頂けたら嬉しいなと思い、様々な仕掛けを密かに施してあるのが『あした、どこかで。』シリーズです。

それでもパート3ではうえださんから「わかってもらえなければ意味がないから、解説を入れなさい」との命を受け入れさせて頂いていたのですが、まだ隠し球をとっておいたのですョ・・フフフ。(ΦωΦ)キラーン+.

発売から日が経ちましたのでここでこうしてお話しさせて頂くことで、また別の味わいを感じて頂けるよい機会になりましたら幸いです。

一冊で何度でも美味しい『あした、どこかで。』をよろしくお願い致します。

さてパート3を読んだことのある皆さんは、メーテルリンクの名作「青い鳥」を連想した方も少なくないと思います。
鳥の本ですし、内容的には私が挑戦したものと重なるところもあるのでそれでも大変光栄なのですが

実は着想を得た題材は「鳥」ではなく…

「牛」を探しにいくお話だったのです…! 

十牛図に着想を得た「あした、どこかで。3」
悟りにいたる十の段階を十枚の図と詩で表した「十牛図」がヒントとなって書き始めたパート3

えええぇえ~っ!な、なんだってぇえ~!?(笑)
イヤイヤ、驚きました? 気づいた方、いらっしゃいましたでしょうか。

前回までの『あした、どこかで。2』の解説で、「私は仕事で仏教に触れることがあった」とお話しましたが、お客様(お寺)の話していることを理解したり、それを一般の方にわかりやすく伝えるために、私はいろいろな本を読みました。

仕事の方向性としては終活というところにも関わっておりましたので、終末医療に関わるお医者様の本や、時にはキリスト教の教え、中学生の頃にかかっていたお医者様がくださった『後世への最大遺物』という本を改めて買って読み直したりもしてみました。

仏教は広く浅く何でも読みましたが、中でも『十牛図』というものに触れた時、とても引き込まれました。

ちょっと昔『自分探しの旅』という言葉が流行って巷でもよく見かけましたね。それまでの人生を振り返って、このままでいいのかと考える…だいたい中年くらいになるとなぜかそこに陥る人が増えてくる不思議な現象です。

もしかすると「大人の反抗期」かもしれません。

その頃の方々の『自分探しの旅』を観察していると、リアルに旅をしてまたもとの人生に帰っていく方もいましたし、一念発起して脱サラしたり転職したりする方もいたようです。

一時期あまりにも気軽に『自分探しの旅』と言うので、言葉の価値そのものまで下がってしまったような印象がありますが、本来は精神の成長を促す「心の旅」を指していたのではないでしょうか。

『十牛図』はまさに、千年くらい前のお坊さんが遺してくれた『自分探しの旅』の手引書といっていいものです。中年の私はちょうどそこにハマってしまったのかもしれません。

“探していたのは「わたし」でしょ?”
心に語りかける不思議な声に誘われて知る衝撃の事実。「目の中に映る自分」という象徴的な写真をうえださんにお願いしたら、素晴らしい一枚を撮ってきてくれました。

つづく

お客様の声
あなたにそっと寄り添う、優しい本です

さえぐさはなえプロフィール

本の詳しい情報はaliveOnline Shopにて

下のリンクをクリックしていただけると励みになります。


にほんブログ村 鳥ブログ スズメへ

最後までお読み頂きありがとうございましたm(_ _)m

コメントを残す